母の頭のてっぺんはカサブタになってきました。
ある日、庭から『あーーーーーーーー』と声が。。
前の家の庭は傾斜地で、端に行くと結構な斜面です。
事件に慣れてきた私はそーっと見に行くと
草むらから、のそのそと母ができてました。
頭に草をたくさんつけて。
はい。頭から転げたそうです。こけた、じゃなく、ころげた。
ハンプティダンプティのような体型なので、さもありなん。
また、病院へ。
一応診ていただきます。
このお医者さんは、主治医とちがって、ちゃんと診てくれます。
「歩いてみて」パーキンソンと違うな。
脳の画像を見て、んーーー。なんやろな。
でも、恐ろしいことに「一応薬出しておくわ」
「アルツハイマーの」
いらん。そんなんいらん。
母は、ようやく、自分が物忘れが多いことやできないことに耐性ができてきています。
少し前まで「私どうしてしまったんやろ」と苦しんでいました。
「すぐ忘れるわ」「お金どうしてるん。返して」
そんな不安でいっぱいの日々から少し抜け出し、穏やかになるつつあるのに、いらん。
その後、その医者には行ってません。
今後、頭をぶつけても行きません。
薬で解決しようと思うなうよ。
医者よ。アルツハイマーを緩やかに、って本人の思いとか介護者の思いとか考えろ。
乱暴な言い方ですが、何を目的に82歳の母に認知症を長引かせる薬を服用させるのでしょう。
それでなくても、てんかんのお薬を服用し、何度も副作用で辛いことがあったのに。
アルツハイマーの薬も脳に作用します。
飲みます、はい、おっけー、じゃあないんです。
どこもかしこも、医者は信用できない。この2年で痛感したことでした。